フィットネス改体新書 -chapter.1-
フィットネス改体新書
フィットネスの世界にただひとつの“正解”は存在しない。 トレーニーの数だけ信じる道、こだわりの方法があるに違いない。
「自分が効いているならそれが正しいやり方だ」と語るプロもいる。 その一方で、探求の対象がヒトであり筋肉である以上は、 誰にとっても普遍的に通用する“人体の真理”がそこにはあるだろう。
趣味のトレーニングからコンテスト出場、そしてプロへ─ この奥深いフィットネスの世界に改めて一歩を踏み出し、 すべてのトレーニーが理想のカラダに近づいていけるように、 今号から「フィットネス改体新書」の編纂をスタートします。
自分のトレーニーレベルを知る
己の“現在地”を知ることでおのずと目標が見えてくる
カラダ作りははまさに長い時間との戦いである。364日24時間のスポーツとはよく言ったもので、長距離走で体現する究極のスポーツかも知れない。
だが長距離であるがゆえに、現在の立ち位置や自身のレベルを客観的に俯瞰してみることが非常に大切であり、自身のレベルに応じたトレーニング、休息、食事をすることが一番の早道だろう。
初心者がハイレベルのトレーニングをしても意味はないが、ハイレベルの知識を得ることには大いに意味がある。ぜひ一度、自身の立ち位置を確認してみてほしい。