必見!効果的なトレーニングに正しいストレッチはマスト!セルフケアで身体の痛みを取る方法教えます。
最初にちょっと考えてみてください。腰に痛みを抱えたままトレーニングをし続けますか? 肩が痛くて上がらないのにトレーニングの効果はありますか? いつまで膝のサポーターをつけたままトレーニングしますか? 痛みを抱えたまま、トレーニングを続けるのはそろそろ終わりにしませんか??
せっかくトレーニングしているのに、痛みを悪化させてしまっているかもしれません。健康のために、身体作りのためにトレーニングをしているのに、悪化させてしまっていたら話になりませんよね。そんなあなたに向けて、セルフケアで痛みを取る方法をお伝えしていきます!
腰痛の原因は「腰」にあらず!?
今回は「腰痛」に対してのセルフケアです! 生涯で約85%の方が腰痛を経験すると言われており、現在も約1200万人が腰痛を抱えたまま生活しているとも言われています。
まずは腰痛が起こるメカニズムについてお伝えしましょう。腰痛が起こる原因は様々ありますが、多くの方の腰痛は「筋肉」もしくは「関節」に問題ありです。つまり「腰の筋肉が固まっているから」「腰の関節の動きが悪いから」ということ? いいえ!これは大きな間違いです!! 腰の筋肉、腰の関節が問題なわけではありません。腰痛は「結果」として出ている症状であり、「原因」は腰にありません!
レントゲンやMRI検査では、原因不明の腰痛がすべての腰痛の85%と言われています。つまり、85%の腰痛は腰を検査・ケアしても意味がないということです!
では、どこの筋肉や関節に問題があるのか? トレーニング中の腰痛の場合、原因は「股関節」にあることが多いです。筋肉で言うと、臀筋群やハムストリングス、大腿四頭筋、内転筋群などが代表例です。セルフケアで臀筋群やハムストリングス、大腿四頭筋、内転筋群などの柔軟性を出し、股関節の可動域を改善していく。すると、股関節の機能が向上して、腰へのストレスが軽減していくのです。これで多くの腰痛が改善します。腰痛を改善するには、腰のストレッチではなく、股関節のストレッチが必要ということです!
大臀筋のストレッチ (左右各30秒キープ※呼吸を止めないよう注意)
ハムストリングスのストレッチ (10秒で前屈、10秒キープ、10秒で戻す※腰、背中は一直線のまま行う)
内転筋のストレッチ (左右各30秒キープ※爪先・膝が天井でなく、正面を向いてしまうと効かないので注意)
今回は腰痛改善のためのストレッチを3つご紹介しました。ストレッチをしている際に腰痛が出る際は、くれぐれも無理をしないでくださいね。
笹本光南( ササモトミナミ)
柔道整復師・鍼灸師 東京都八丈島出身。学生時代はサッカーに明け暮 れていたが、中学3年生のときに重度の腰痛を発 症し、走ることもままならなくなった経験をきっ かけに、身体の「治療」に興味を持ち始める。高 校卒業後から了徳寺学園医療専門学校(柔整科・ 鍼灸科)にて勉強しながら、某大手接骨院グルー プに勤務。一般の方だけでなく多くのアスリート やミュージシャンのケアにもあたり、本院の院長 も務める。国家資格取得後、鍼灸院に勤務して鍼 灸技術を磨き、独自の治療法を確立。現在に至る。
HP : 整体院EIGHT https://seitaiin-eight.com