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記事: 肌の色もボディメイクの一部?! 初心者でも“失敗しない” カラーリング術とは?!入門編

肌の色もボディメイクの一部?! 初心者でも“失敗しない” カラーリング術とは?!入門編

【初心者必見】ボディメイク大会で失敗しないカラーリング完全ガイド|プロが教える肌タイプ別対策と当日準備

今回のテーマはタンニングについてです。

ボディメイクのコンテストに初めて出場する方が昨今増えておりますが、カラーリング問題は尽きてやまないですね。

はじめて大会に出場する選手から特に相談の多い「カラーリング」の悩み。

実は自分の知識や経験によってその仕上がりが大きく変わり、当日の魅せ方に差がつくことをご存じですか?

最後の仕上げとして重要なカラーリング。

みなさんは失敗なく行い、自信を持って大会に挑むための下準備はできているでしょうか?

初めてのカラーリングで「どうやったらキレイに仕上がるの?」に答えます

今回は

「コンテストに初めて出場してみたいけど、カラーリングってどうやったらキレイにできるの?」 という疑問を解決するために、FWJをはじめとする多くのボディメイクコンテストでオフィシャルサロンを務めるVogue様、arrows様の2社をお招きして、初心者でも失敗しないカラーリングのポイントをくまなく聞いてみました!

これを読めばあなたの仕上がりがさらに良くなること間違いなし!

初めて出場する方だけでなく、今年大会を控えている方にも必見の内容です!

カラーリング前に知っておきたい基本知識と流れ

【失敗しないために押さえたいカラーリングの仕組みと流れ】

ボディカラーリングとは:「スプレータンニング」「エアブラシタンニング」とも呼ばれ、スプレーやエアブラシを使ってカラーリング専用のリキッドをミスト状に噴霧する施術のことを言います。リキッドに含まれる糖質成分のDHA(ジヒドロキシアセトン)が、表皮最上層にある角質層内のアミノ酸に働きかけることで、シミやそばかすの原因となるメラニンを増やすことなく褐色(ブロンズ)の肌を実現できます。施術にUVAなどの紫外線は一切使用せず、保湿成分を配合したリキッドをミスト状に噴霧するため均一に塗布され、ムラなく自然で美しい褐色に仕上がります。カラーリングの効果には個人差がありますが、約3日から1週間と言われており、施術後約1週間ほどで自然にアカとなってフェードアウトして元の肌色に戻ります(下図参照)。

[カラーリング前日はなにをするの]

カラーリングの色味が現れるまでに長い人で48時間かかるため、施術は大会2日前に行うのが最適。遅くとも大会前日まで。カラーリング前日はボディスクラブや角質用ソープなどを使い、膝・膝下・くるぶし・足先・肘・指などの古い角質を落とすことで色ムラを防ぎ、効果を長持ちさせることができます。お手入れ後は乾燥した状態を保つため、化粧水やクリームはNGです。

[カラーリング当日はなにをする?]

カラーリング当日の施術前は、肌へのリキッドの浸透を妨げるボディローション・コロン・デオドラントスプレーなどの使用を控えます。カラーリング後は色ムラを防ぐため、定着するまでの4~8時間(個人差あり)は水との接触や汗をかくスポーツなどは避けましょう。革製のソファやバッグ、車のシートなども要注意です。定着時間は長く取るほど効果が高まるのでなるべく余裕を持ち、定着後はシャワーを浴びて余分なリキッドを洗い流します。当日はコットン素材のゆったりした衣服を選び、肌と衣服の摩擦を防ぐことで均一な色味を保つことができます。入浴も控えた方がより効果を実感できます。

[コンテスト当日までの流れは?]

カラーリングを持続させるために、皮むけなどの特別な理由がない限り、大会が終わるまでは乾燥を維持しましょう。

コットン製のゆったりした衣服を着用し、汗で色ムラにならないように注意します。

【インタビュー】プロが教える肌タイプ別カラーリング対策

ここからはカラーリングサロン2社に伺った、特別インタビューの内容をお送りします!

【カラーリングのプロが教える肌タイプ別のポイントとは?】

Aタイプ:色白 × 湿潤肌

FWJ編集部(以下FWJ):みなさま本日はよろしくお願いします。まずはトレーニーの肌を「色(白・黒)」と「質(湿潤・乾燥)」の2軸=4つのタイプに分類したときに、それぞれがどんな点に気をつけてカラーリングを進めればいいのか、タイプ別のポイントについて教えていただければと思います。1つめの「色白×湿潤」のAタイプはいかがでしょうか? 私がまさにこのタイプで、カラーリング前にわざと乾燥させたり、アカ擦りに行ってアカを落としたりしないといっさい色が入らないので、厄介な肌だな……といつも悩んでます。

Vogue/石井富子(以下石井):確かに一番ご苦労されるタイプですね。基本的に日焼けサロンに入った方がいいのですが、その際に求めてほしいのは肌の色ではなくて、日焼けによる乾燥です。事情があって日焼けできない場合には、毎日のバスタイムに固形せっけんを使う、体をゴシゴシ洗う、いつもより熱めの湯船に入る――といった肌の油分を取る作業を、最低でもカラーリングの1か月前ぐらいからしていただけると助かりますね。粉がふく手前のカサカサに乾燥した肌が理想です。

arrows/牧野陽子(以下牧野):髪の毛のカラーリングと一緒で、乾燥してある程度ダメージがある人の方が色が入りやすいので、やはり本番の1~2か月前に予約をいただければ、そのためのアドバイスをお伝えできるメリットがあるかなと。

FWJ:みなさん最低でも1か月前に相談してほしいというのが共通認識のようですね。

arrows/牧野:そうですね。その時点で不安なことがあれば、予約のタイミングでお問い合わせいただいた方が対策を取れるかなと思います。

Bタイプ:色黒 × 湿潤肌

FWJ:早めの相談が成功の近道ですね。ありがとうございます。次に2つめの「色黒×湿潤」のBタイプはいかがでしょうか?

石井:色が黒くて潤っている人は日サロでアフターケアを頑張っている人が多くて、そのままではほとんど色が入りません。色黒だから1回で入るだろうというのは誤解で、まずは乾燥肌にして来てほしいですね。

牧野:確かに、油分をたくさん含んだ保湿剤を使っていて、逆にリキッドをはじいてしまう方もいるぐらいですから。その意味で、ふだんのボディソープにも要注意です。潤い系のものは避けていただきたく、むしろ固形のせっけんがおすすめですね。その一方で、日焼けした肌は皮むけしないように保湿する必要もあるので、色を入れやすくするための乾燥肌とのバランスが難しいところです。このあたりも事前に相談いただけると助かりますね。

Cタイプ:色白 × 乾燥肌

FWJ:なるほど、日焼けと乾燥をいかに両立するかがポイントですね。では3つめの「色白×乾燥」というCタイプの対策は?

石井:このタイプの方はまったく問題ないです。ただもともとの地肌が白いので、ステージ映えを狙って色に深みを出したいなら施術を2回やると完璧ですね。

牧野:理想的なタイプだと思いますが、色が白いことを気にされるあまり、強い光で焼こうとされる方が多い印象です。それが原因で直前に皮むけしてしまうケースを散見するので、日焼けは長いスパンで計画的に――弱い光でじっくり焼いていただければと思います。皮のむけ方によっては、一度ぜんぶ落としてこないとカラーリングが難しい場合もあるので注意が必要ですね。

Dタイプ:色黒 × 乾燥肌

FWJ:私もむけると止まらなくなるタイプなので気をつけます! 最後に「色黒×乾燥」のDタイプについてお願いします。

牧野:色の下地があって、乾燥肌だから色のノリもいい――カラーリングの目的が黒さを求めることであれば、このタイプについて何も言うことはありませんね。ただ、ちょっと行き過ぎて「黒ければ黒いほどいい」と思っている人がこのタイプに多い気がします。直前までしっかり焼いてきても、ボロボロに皮むけしたら台無しですから要注意です。

石井:私も基本的に完璧だと思いますが、このタイプにも実は落とし穴があります。肌が乾燥しているということはつまり、皮膚に水分が行きわたっていないということですから、コンテスト当日パンプアップしたときにまったく汗が出ずに、ステージで平らに見えてしまったりする。色味が赤く見えることもあるので、仕上げには注意が必要です。あとは牧野さんのご指摘どおりこのタイプは一番黒いダークカラーを選びがちですが、肌質的に色が入り過ぎてしまうので、こちらから「薄いカラーを2回にしてください」とお願いしますね。コンテストは肌の黒さではなく筋肉のカットを見せる大会ですから、コントラストがつぶれるぐらい黒かったら、もうそれはアウトなので。笑

FWJ:そこはプロのアドバイスに耳を傾けるべし!ですね。ありがとうございました。

カラーリングに関するよくある質問(FAQ)

Q1.下地として日サロで焼いた方がいいのはどんな肌質の人ですか?

石井:肌が弱くない人であれば日サロには入った方がいいです。ただし先ほどのAタイプのように皮がむけるのがわかっていて入るのはもったいないですし、女性の皮むけは特に気をつけた方がいいので、日焼けよりカラーリングの回数勝負の方がいいでしょうね。「夏に海で焼いても平気だよ」っていう人なら日サロ通いOK、ふだん白い人はカラーリングの回数かなと思います。

Q2.日焼けで皮むけしてしまいましたが、カラーリングできますか?

石井:皮がむけた状態で来店された場合、できる限りの対応をするしかありませんが、事前に連絡をいただいた方に対しては、一度ピーリング――皮をきれいにむいてもらうようにお願いしています。皮がむけている段階だと色を入れた角質がはがれるのが早く、色落ちも早くなってしまうので。

Q3.ふだんから日サロに通っていますが、カラーリングは必要ありますか?

牧野:私もよく選手の方から聞かれますが、結論から言うと「やった方がいい」ですね。おそらくみなさんステージに立ったときの状況を想定していないと思うのですが、照明が当たると色が飛んでしまって、日焼けの肌と色を入れた肌では見え方が全然違うんですよ。カラーリングは頑張って仕上げてきた体を魅せる最後の“戦闘服”みたいなものなので、ぜひプロにお任せを。

Q4.カラーリング前のアカ擦りはどのように行うのがいいですか?

石井:アカ擦りが上手な施術者というのは表皮の第一層のアカをきれいに取ってくれますが、中には表皮をぜんぶはぎ取ってカサブタになるサロンもあります。誰に当たるかわからないことをふまえると、皮膚が回復する期間を含めカラーリング3日前ぐらいに済ませておくといいと思います。自分でやるのはおすすめしません。ちなみに、アカ擦りと毛の処理を兼ねて除毛クリームを使う方がいますが、あれは絶対にやめていただきたい。毛の処理は脱毛サロンか、自分でやるならカミソリがセオリーです。

Q5.同じくカラーリング前のエステはどのように行うのがいいですか?

石井:要するにカット出しのためのラジオ波ですよね。ラジオ波には2種類あって、私は施術者として皮下脂肪にアプローチするラジオ波を使っていましたが、もし受けるならカラーリングと重ならない日がいいですね。ヘアやネイルなどのケアも含めて、同日での施術はおすすめしていません。マッサージなどはもっての外です。

Q6.カラーリングを何回もやると厚ぼったくなりそうで不安です……。

牧野:「何回も」といっても限度があるのでほとんど問題ないですが、特に色白の方はまったく心配ありません。色黒の方は必要以上に繰り返すことでカットが消えるリスクがありますので、「あまり黒さを追い求め過ぎないように」ということをもう一度お伝えしておきます。不安な場合は事前にご相談いただくのが一番ですね。

Q7.最後にカラーリングを長持ちさせるコツを教えてください。

牧野:大会が終わってからもしばらくカラーを楽しみたいということであれば、私も保湿をおすすめしますね。逆にお仕事の関係で早く落としたいという方はアカ擦りで解決します。いずれにしろサロンの担当者さんに相談して対策を取っていくのがベターで、自己完結が一番よくないと思います。

石井:ちなみに長持ちさせたい理由が「次の大会もそのまま出たい」であれば、絶対にやめた方がいいです。終わった2日3日後ぐらいにアカ擦りに行って、次の大会用にあらためてカラーリングした方が断然きれいですから。

FWJ:貴重なお話をありがとうございました! 私も次のステージに活かします!

コラム:今回お話を伺ったFWJオフィシャルサロン2社

Vogue arrows ロゴ

01 Vogue
担当:石井富子さん

Vogue 石井さん

02 arrows
担当:牧野陽子さん

重要なお知らせ:FWJコンテスト参加者の方へ

★FWJが運営するコンテストにおいて選手が使用するカラーリングは、事務局が指定する業者以外の利用が禁止となっております。特にFWJコンテストでは「カラーリング証明書」の提出が必須となりますのでご注意ください。

★コンテストごとにオフィシャルカラーリングサロンが異なりますので、各コンテストページ内に記載されているカラーリングサロンをチェックしてご利用ください。

★指定業者以外でのカラーリングは違反となり失格扱いとなります。十分にご注意ください。

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